新築施工事例
プラスハウス
今回の新築は当社設計施工の物件です。 木造2階建てのこの住宅は隣に本宅をお持ちのI様が隣に新たに新築をご計画されて当社が建築を請け負うことになりました。 少し手狭だった本宅のほうのLDKを新築のほうへ移しました。
2階をすべてLDKとすることで、広さはもちろんのこと日当たりや風通しもとても良くなりました。 また、広いLDKが単調にならないよう天井の高さに変化を付け、キッチン部分を低くしたり、間接照明を設けたりと工夫しています。 当初はリビングとダイニングを間仕切りの開閉壁で仕切ることも考えていましたが、打ち合わせを重ねる過程で開閉壁の建具が納まる袖壁やレールが広いLDKを損なうのではないかと考え、LDKをひとつの部屋として計画することにしました。
完成したLDKを見て、やっぱり仕切らなくてよかったとおっしゃっておられました。 また新築と本宅とは1,2階とも渡り廊下で繋ぎ、本宅との行き来をスムーズにしており、浴室や子供部屋の機能は本宅を引き続き使うことにしました。
隣に住んでおられるということで、上棟のときなどはご主人様がお仕事に行かれる時は基礎の状態だったのに、帰って来られると家の形が出来上がっているので、とても驚いておられました。
通常の新築とは違い、生活スタイルの変化にともなって家を改装、増築していく。
より快適性をプラスしていく、これもひとつの家の形だと思います。